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令和3年度

第15回平山郁夫美術館賞
絵画コンクール

 受賞作品

​審査員講評

この度は受賞・入選された皆様、おめでとうございます。
作品にはそれぞれ、色合いがとても美しいとか、形が綺麗、構成、構図が良い、個性的であるなど多くの要素があります。
また、別の目で見ると、いかにも楽しそうな作品、描いているその子供の気持ちが伝わってくるような作品、一生懸命に描いたのがわかる作品、想いもよらない世界の作品。たくさんの出品者の中からそれらを見つけて選ばせていただくのは、とても楽しく興味あることです。これからも今までにまして絵を描き続けていってください。


吉原 慎介(日本画家・尾道市立大学教授)

今年も一生懸命描いた作品が多数寄せられました。どれも熱意のこもった作品で審査は本当に難しいです。私にとって入選作は応募作品の中でほんの少しだけ目立っています。それは上手だからという訳だけではありません。すごく楽しかった体験だったとか、人物の表情が何とも微笑ましいとか、ここに感動した光景だということがよく伝わってくるからでしょう。またそこには結果として構図や色、描き方に独特の魅力があると思いました。
     

中村 譲(日本画家・尾道市立大学教授)

今回も、子供たちが描きたいものを自分なりの表現で無我夢中で描いたような作品には心を動かされました。が、体育館の床にずらりと並べられたたくさんの応募作品を見て回るうちに、同じ先生に教わっているお子さんたちが描いたと思われる、とてもよく似た絵が何点もあることに気づきました。絵の上達を願う親御さんのお気持ちや、指導される先生方のご苦労も承知しているつもりですが、教えられた表現方法で描かれた同じような作品がいくつも並んでいると、たとえ完成度が高くても審査の際には不利になることもあります。このことについてはご一考いただけたらと思います。


小田野尚之(日本画家・尾道市立大学名誉教授)